【写真で解説】ふくさの包み方と意味|慶弔別のマナーも紹介

紫色のふくさにご祝儀袋を包む手順を示した写真。木目の背景の上で、白手袋の手が丁寧に包み方を実演している。

「ふくさって、どうやって包めばいいの?」

そう疑問に思ったことはありませんか?

結婚式やお葬式などで、ふくさを使う機会は突然訪れるもの。
いざという時に焦らないためにも、ふくさの正しい包み方や意味、場面に合ったマナーを知っておきましょう。

この記事では、初心者の方にも分かりやすく、画像付きでふくさの包み方を丁寧に解説します。


1. なぜふくさで包むの?──日本の「贈る心」を形に

ふくさは、ご祝儀や香典を丁寧に包み、相手に敬意を示すための布。
直接むき出しで渡すのは「失礼」とされており、気遣いや礼儀を表す重要なアイテムです。

また、持ち運び中の汚れや折れを防ぐという実用的な意味もあります。


2. 基本のふくさの包み方(右包み)

慶弔どちらにも使える「右包み」が基本となります。

▷ ステップ別手順(右包み):

🔍 ポイント:左開き=「幸せが戻らない」「不祝儀は右から開く」という考えに基づきます。


3. 慶事と弔事で異なる「包み方の向き」に注意!

用途包み方理由
慶事
(結婚式・出産など)
左包み
(左開き)
縁起を担ぎ「福を逃さない」意味合い
弔事
(お葬式・法要など)
右包み
(右開き)
不幸ごとは「左に流す」「早く終わらせる」意味合い
✴ ただし、現在は右包み(左開き)で統一するのが一般的という考えも広まりつつあります。
初心者の方は、まず「右→下→上→左の順」で包むことを覚えておけばOKです。

4. 金封ふくさの使い方(簡単タイプ)

折りたたんで包むタイプが難しければ、封筒型の「金封ふくさ」が便利です。

  • 中に金封を入れるだけで完了
  • マジックテープやボタン付きもあり、誰でも扱いやすい
  • 式の前にサッと取り出して、落ち着いた所作が可能に

✅ 特に慣れていない方や、出先で使う方には「金封ふくさ」がおすすめです。


5. 包むだけじゃない──ふくさを開く時の所作にもマナーがある

贈答の場では「包み方」だけでなく、渡す時の動作も美しさの一部です。

渡すときの所作(基本):

  • 相手の前でふくさから金封を丁寧に出す
  • ご祝儀袋を両手で持ち、「本日はおめでとうございます(またはこのたびはご愁傷様です)」と一言添える
  • ふくさはそのまま畳んでバッグに戻す

✔ 包みっぱなしで渡すのはマナー違反とされることも。
✔ 必ず袋を出してから渡すようにしましょう。


6. よくある質問Q&A

Q. ふくさの向きが逆でも大丈夫?

A. 絶対的な決まりではありませんが、場にふさわしい方を選ぶのが望ましいです。

Q. リボンや柄の入ったふくさでもOK?

A. 慶事なら華やかなものでも可。弔事では無地・落ち着いた色を選びましょう。


まとめ:ふくさは「包む」だけでなく「心を届ける」所作

ふくさの包み方には、ただのマナーを超えた思いやりと文化的意味があります。
慶事・弔事の違いを理解し、正しい包み方と渡し方を身につけることで、
あなたの礼儀正しさや心遣いが相手にも伝わります。